私のウォーキングコースの近くに新しく開店した
インド食堂 TADKA(タルカ)
押小路高倉西入る
どんなところか試食してきてと頼まれたので
引き受けました~。
ランチコースは3種類ほどあるのですが、基本的にはランチは南インド風の、野菜を中心としたカレーで、しゃばしゃばしたあっさり味なのだそうです。
確かにしゃばしゃば。確かにあっさり。
そのほうがライスにしみ込んでいいのだそうです(などといった説明がお店にいろいろ書かれていました)。
南インド料理はライスが中心なのだとか。ここのお店のライスは、タイ米と日本米を合わせたものでした。それが柔らかく炊いてありました。色は真っ白で、少し長めのタイ米がさらさらしていて、これはなかなかよかったです。家でもタイ米炊いてみたいなと思いました。
このお店はナンではなく、ロティがついてきます。ライスは美味しかったのですが、私には、このロティは残念ながら、もひとつでした。
野菜のカレーだけのランチを頼んだので、タンドリーチキンを1P頼みました。見た目にはとてもきれいにできていたのですが、味付けがかなりあっさり。
んんん・・・、なんだか京風薄味カレーみたいなカレーだなあ・・・、インドの味がしないなあ・・・、これって、ひょっとして、日本人のお店かな??と思って、厨房をのぞき見たら、インド人風なかっこうをした男性。???その後も覗きこんでいて、最後、お勘定をするときも覗きこんでいたら、「ありがとうございました~」の声。やっぱり日本人の方でした。
夜はこってりと、チキンやマトンなどのお肉を使った北インドカレーなのだそうです。
3月末日までは、「go baaan」という雑誌を見ましたと言うと、マンゴーラッシーが無料でついてきます。これは美味しかったです。
また、1時以降に入ると、300円でチャイが飲み放題なのだとか。
タイ米に関心を持って帰ってきました。
昔、お米が足りなくなった時、タイ米が売られた時がありました。あのときは、まだタイ料理なんて知らなかったので、日本米とはちがう、なんだか長細いけったいなお米らしいと、タイ米を食べるのを避けていましたが、きょう、柔らかく炊いてあったのですが(なんだかふわふわしてましたが)、なかなか美味しく思いました。
タイやベトナムなど、アジアには美味しいお料理がいろいろあるようですが、本格的な物をあまり食べていません。神戸元町のベトナム料理のお店がとても美味しかったので、なんて美味しいんだろうと思っていたら、息子の彼女が、昨年、ベトナムに行ったら、もっともっと美味しかった~~と言ってました。
小さい頃は、カレーももちろん欧風でした(というか、それも日本風になっていたのですが)。洋食屋さんというのがあって、それをご馳走のように思っていたわけですが、中国、台湾、タイ、ベトナム、インド、ネパールなど(ひょっとしたら、まだまだほかにも)、さまざまな美味しい食文化がアジアにはあるようです。
きょうは、インドカレーとしては、やはりインド人シェフのインドカレーやタンドリーチキンのほうが正直美味しいと思ったのですが、あのタイ米と日本米のブレンドのご飯は、繊細でなかなか美味しく炊けていて、興味を持ちました。今度インド風のカレーを家で作るときには、タイ米を炊きたいと思います。