夢二の絵はがき~椿~
(清水二寧坂「港屋」にて)
「童子」
「落椿」
「椿」
夢二の絵には、美人画だけではなく、故郷の懐かしい子供たちの絵を描いたような絵がたくさんあります。
先日、夢二の故郷・牛窓に行ってきましたが、夢二のこれらの絵の原風景を見たくて、行ってきました。
その中には、椿が描かれているものがとてもたくさんあるのです。
昔の田舎の冬の風景で唯一明るいのは椿の花だったのではないかなと思います。子供たちが椿の木のまわりで遊んでいたり、落椿を集めて花輪を作る女の子、子守をしている女の子など、懐かしくて素朴な絵がたくさん描かれていたのは、とても心がなごみます。
元々、東京で、夢二の最初の妻たまきが開いた夢二グッズのお店「港屋」と同じ名前のお店は、今では京都清水で恋人彦乃と暮らした家(二寧坂)にあります。
きょうはお休みでしたが、すぐお隣にある甘党のお店は、夢二と彦乃も通ったというお店「かさぎ屋」さんです。
その他買った夢二の絵はがき
「まわれ、はしれ」
「手をつなご」
(東北支援の絵にも使われていました)
もうすぐお正月なので、椿の絵のぽち袋
二寧坂は、平日のきょうもたくさんの観光客でにぎわっていました。