今朝は蹴上から南禅寺方面を早朝散策してきました。
早朝でないと、観光客で混んでしまうのと、今日は暑くなるようですから。
小学校に通っていた頃は、夏になるとこの建物を見ながら、プール通い。
この先にあるトンネルを抜けたところに、南禅寺プールがありました。
明治21年完成のねじりまんぽ。ねじって掘られたトンネルという意味だそうです。
インクラインと三条通りがねじって交わるところに、トンネルも合わせてねじって掘ったのだとか。???
このトンネルを抜けたところにあった南禅寺プールは今は跡形もなくなってたけど、、。
昭和4年生まれの父が子供の頃からあったプールだったのだとか。
調べてみると、なんと、大正12年に琵琶湖疏水の水を引き込んで作られた公設のプールだったそうです。
6年生の時にもまだ水泳教室に通ってましたが、いつのまにかなくなってしまってました。
濃い緑色の、底なんて全く見えないプールでしたよ。
公設だけあって、夏休みには地域の耳鼻科の先生が交代でお当番に当たっておられました。
父は、戦争中、ひとまわり年下の妹をおぶって、食べるための草を取りに、このプールのあたりに来ていたそうです。そうしたら、ある時、B29に遭遇。草の中を妹をおんぶしながら身を隠すように逃げまくった、のだそうです。
プール跡
ここを抜けると、すぐ、南禅寺。
まずは、金地院。
そして、南禅寺の門
山門に通じる道
絶景かなー、の山門へ
でも、この門の上に登るには、かなり急な階段を登らなければなりません。
高齢者、幼児を連れた方はご遠慮くださいとのこと。ほんとに急で、綱を持ってなんとか登ったことを思い出します。今回は、遠慮しておきます、、、
門の上からは、この方向を高い門の上から見られるのです。絶景かなーと石川五右衛門の見た景色を見たつもりで、、、
このあたり、あちこちに水路があります。
昔の家は、家の前によく水が流れていたものです。それが今でもそのまま残っています。
水が豊富なところみたい。
歩いていて、初夏の緑と水の流れが爽やかでした。
でも、この水路、昔、家の裏にもわりと大きな水路があって、大雨の日、まだ幼かった弟がすごい急流になってしまってるところにハマってしまいました。
幸いにもたまたま通りがかったおじさんに助けてもらえました。
私も横にいたのですが、あのおじさんが通ってくれてなかったら、弟はどうなっていたことか。父が声を聞いて、家の中から飛んで出てきたのも覚えています。
そんな水路が今でもあちこちの建物の前にも流れているなんて、懐かしい風景です。
そろそろ歩き疲れてきたところに、5番の市バスが通る道に出たので、やった〜っ🎶と思って、市バスに乗り、散策は途中で終わりました🤗