5時過ぎ、コンコン、カンカンという木槌の音で目が覚めました。
6時過ぎの木賊山です。まだまだ準備中。
6時50分、だいぶでき上がってきました。
7時10分。出勤前に見た木賊山。お爺さんの人形も飾られ、最後に赤い傘が建てられます。朝からお陽さま、さんさん。久しぶりの青空です。
祇園祭は歩く美術館。
出勤前、どこの鉾も同じように組み立てができ上がりかけていました。
アルバイトの学生さんたちも集まりかけていました。鉾を引くのは大学生のアルバイトの男の子たちです。町内によって、大学が異なります。京大は薙刀鉾。
午前中に鉾の巡行が行われます。そして、お昼過ぎ、それぞれの町内に鉾が帰ってきます。帰ってきたら、町内の人たちがあっという間に後片付けをします。
余韻も未練もないかのような早技です。
この潔さが実にみごとです。夕方帰ってきたら、まるで何もなかったかのようないつもの風景。昨日までの宵山のあの人だかりはうそだったみたいな気さえします。
いつもの町並みに戻りましたが、24日にはあとの祭り。お神輿がにぎやかに通ります。
さて、きょうはお昼過ぎに蝉の声を聞きました。梅雨が明けました。