陶芸家河井寛次郎が暮らした、重厚で風情のある家を見てきました。
戦後は、色鮮やかな釉薬を用いて、重みのある、変化に富んだ独自の作風を確立していくと同時に、実用性にとらわれない、自由で独創的な造形表現を展開していった陶芸家です。
河井寛次郎の作品が、こんなどっしりとした家具に囲まれた暮らしの中から生まれていたんだなと感じられるような記念館でした。
二階から下の部屋をのぞく。
どっしりした木の家具。
掘りごたつ。
下に練炭や炭を入れて使ったのでしょうか。
落ち着いたお部屋。向こうに見えるのは、窯のあるところ。
この間、天皇と皇后が京都に来られた時、NHKニュースではこの窯を見ておられるところが映っていました。
登り窯の中。こういうのが、段々を登っていくつもあります。