京都deお買いもの 15 ~ほとけさまの本(寺町三条・其中堂)~

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 インドの宗教やチベット仏教の本を5冊もお借りしました。この間、チベット仏教の展覧会を観に行ったので、この春は仏教関係の本をたくさん読んでみたいと思っています。
 
 本は寺町三条上がったところの、其中堂という仏教関係の本屋さんで買ったとのこと。それで、私もその本屋さんに行って、4冊買ってきました。
 
 其中堂は、仏教の本ばかり、古本も含めて、ぎっしりと本だなに詰め込まれ、ものすごくたくさん置かれています。
 
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  この本屋さんがある寺町三条から寺町御池までの通りは、今でもまだ昔の京都の風情が残っている通りです。
 
 寺町三条から北へまず、矢田寺。
 
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 そして、京都の地のものを売っているお店。今は筍がいっぱいお店に出ていました。
 
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 其中堂のお隣は、昔ながらの洋菓子やさん。ケーキが並べられて、きっと昔はとてもハイカラなお店だったと思います。
 
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 そして、ここもまた、昔ながらの喫茶店。地元のおじさんたちが次々にお店に入っていかれていました。
 
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 このあたりに、中国の楽器を扱っているお店もあります。今日はお休みでした。
 
 また、お線香や文具を売っている鳩居堂も有名な老舗。
 
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 この通りには、もう1軒、本屋さんがあります。古本やさんです。
 
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 そして、織田信長で有名な本能寺。
 
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 その斜め向かいに、やはり和菓子の老舗の亀屋良永。麩菓子の御池煎餅は、もうだいぶ以前の話ですが、歯が生え出したばかりの息子によく買ったものです。
 
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 寺町通りも、三条通りも、昔とだいぶ様子がちがってしまって、次々と新しいお店ができては消え、そしてまたできて、という状態で、なんとなく落ち着かない街の様子になっています。でも、寺町三条から北側は、そういう開発に忘れられたみたいに、昔のままです。
 
 そして、この寺町通りを御池を超えて、二条まで行くと、梶井基次郎の「檸檬」に出てくる果物やさんがありました。残念なことに、今はもうお店はなくなってしまいましたが。
 
 寺町通りから、三条通りに出て、河原町通りに歩くと、昔はたくさんの古本屋さんがありました。そして、洋書で有名な丸善。また河原町三条には、輸入食品の明治屋もあります。
 
 京都に学生時代下宿していた梶井基次郎もまた、この通りを下宿のある寺町二条あたりからよく歩いたことなのでしょう。
 
 【おまけ】
 寺町御池を東に歩くと、日本橋文明堂のお店があります。ホテル本能寺(本能寺会館)のお隣りです。
 
 今、文明堂では、桜フェアーをしています。
 きょう買ったのは、桜の葉の入ったカステラ。桜の葉の香りがして、後味のとてもいいカステラでした。
 
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