京都deお買いもの 5 ~古川町商店街~

古川町商店街は、東山三条から白川が流れている知恩院のあたりまで続いています。

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 白川は、よくドラマや映画に出てくるのですが、写真の橋は、その白川にかかる昔ながらの二本橋。私はこの橋を渡らせてもらうのは、小さいときの楽しみでした。今でも渡るのがちょっと怖いぐらいの細い橋ですが、おばあさんでもちゃんと渡っておられます。

 その白川が流れるところから、古川町商店街に入れます。

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 私が小学校のときには、この市場の通りには、たくさん友達が住んでいました。お化粧品やさんのEちゃん、お餅やさんのAちゃん、乾物屋さんのTちゃん、その向かいがTちゃんのいとこのKちゃん、八百屋さんのSちゃん、などなど。お買い物はどこの家でもこの古川町商店街で買うのが当たり前の時代でした。でも、今では、友達の家は1軒も残っていません。

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 昔のお店で残っているのは、ほんとにわずか。新しいお店もできたのですが、なんせ、写真のとおりの状態ですので、近道としての人通りはあってもお店はひっそり寂れたままです。

 でも、とても美味しいものを売ってるお店がまだ残っているのです。

 白川の流れる入口から入ると、すぐそこにあるお豆腐屋さんのお豆腐は、ホテルフジタのレストランでも使われているぐらいの美味しいお豆腐です。

 そのすぐ向かいの「古川町センター」と書かれた一画があるのですが、そこの入口の八百屋さんの生姜はとても立派!そしていい香りがします。

 また、そこを奥に入って行ったところにある鶏やさんの鶏もものすごく美味しい。特に地鶏は100g350円しますが、これを食べると、ほかのお店では買えなくなるぐらい美味しい。スープにしてもいい味が出ます。

 先日は、生まれて30日目という、ほんとの若鶏を分けてもらいました。さすが娘さんだけあって、色がとてもきれいでした。

 ちょっと有名なパン屋さんもあります。祇園ボロニアです。ここのお店のデニッシュ食パンは京都ではちょっと有名(今日はお休みでした)。

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 また、この写真に撮ったおさかなやさんですが、ここのお店のおさかなもものすごく美味しい。きょうは節分なので、このお店のいわしを食べました。へんなおさかな臭さが全くなく(節分には向かないけど・・・)、いつも美味しいのです。

 どうぞいつまでもお店が残っていますようにと思いながら、時々のぞきに行って、それらを買って帰るのです。

 そして、ちょうどこの商店街の真ん中ぐらいに、お惣菜やさんがあり、そこの人は私より5歳年上。私が小学校1年生の時、ハンカチ・ハナカミ・爪の検査があったのですが、6年生のお姉さんが教室に来られます。その時、双子でとてもきれいなお姉さんが来られました。その人のお店です。今ではそのうちの一人がお店をしておられます。昔とほとんど同じ顔で、相変わらずきれいな方です。きょうは着物に割烹着をつけてお店に出ておられました。いつもホントにきれいな方なのです。ここのお店もまだ健在。