京都deお散歩 173 ~祇園祭~


  気がつけば、すでに7月も終わりかけてしまっています。

 地震、大雨、そして酷暑。京都では連日39度前後。四捨五入で40度という日もありました。昨日からようやく気温も下がり始めるとのことですが、それでも37度、35度といったところです。これでようやく普通になったということなのですが・・・。暑い

 祇園祭の数日はほんとにひどい暑さでした。


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 孫のaoiちゃんが初めてパパだけの付き添いでわが家にお泊り。ところが、昼間は全く外に出られず。ここまで暑いのはさすがに京都でもめずらしかったです。

 なんとか夜になって少し気温が下がり、祇園祭宵山に出かけました。

 暑いのにaoiちゃんは、持ってきた甚平さんをバッグから出してきて、喜んで着替え、夜店、夜店気分。一度も暑いと言いませんでした。


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 祇園祭の夜店は先祭りの宵山の日だけ出ます。いつもなら人が多くて絶対に近寄らないのですが、初めて夜店の並ぶ通りを歩きました。ホテルの前などはコック姿の人が大勢でホテル特製のステーキ丼などを出していました。おいしそうでした。

 山伏山


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 鉾に上ると言って、初めての山鉾体験。


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 最近、漢字がちょっとだけわかるみたいで、「水」とか、曜日に関する漢字に関心を持っています。「月」鉾も名前を覚えました。


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 来年は巡行もみたいとのことでしたが、今年の巡行は暑すぎてたいへんだったろうと思います。だいじょうぶかしら??と心配した暑さでした。

 そのあと、後祭りがあり、そこには夜店が出ないので、若者が減るので、人出もそれなりの宵山でした。一日目は土曜日の夜だったのに、友達によれば、ほんとに少ない人出だったそうです。大人の宵山です。私は日曜日(22日)に友達と行きましたが、着物好きな友達でさえ、とても着る気になれないというほどの暑さで、ふたりとも湯上りにきるようなワンピースで行きました。ほんとに蒸し暑かった


 大船鉾

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 このあたりの通りには、今でもまだまだ立派な京都の大きな町屋が並んでおり、おうちのお宝ともいうべき屏風などが展示されます。格子の隙間からのぞき見しながら昔ながらの暮らしを垣間見ます。

 今年は京都の町にはさらに小さなホテルがたくさん建ち、外国人観光客の人たちの訪れも例年以上かもしれません。気の毒なほどの暑さでした。

 異様な暑さ。そんな暑さの中、最近、毎週土曜日は、大阪のaoiちゃんの保育園にお迎えに行っています。お嫁さんが切迫流産になりかけたのがきっかけだったのですが、もう大丈夫になって仕事再開後も、「土曜日は来てね、来てね!」と言うのです。なぜかというのが、先週になってやっとわかりました。

 保育園はたいていのお子さんたち、土曜日はお休みなのです。10人そこそこの子供たちだけになり、この日だけは年齢に関係なく同じように過ごすことになっていて、お昼寝があるのです。お昼寝の時間も一番小さな赤ちゃんに合わせるので、12時半から3時半までお布団のところで寝てないといけないようなのです。

 やんちゃな子は適当に動き回っているのですが、aoiちゃんは「いい子」を装っているので、じっと三時間、眠れないまま動けないわけです。なるほど、それはつらいわ。

 最初は仕事が終わって、3時半ごろお迎えに行ったら、おやつの時間でした。「今度はもっと早く来てね」というので、3時ごろ行ったら、お昼寝の時間でした。これはいけないと思い、もう少し早く、2時半ごろ行ったら、またまたお昼寝の時間。先生にお昼寝は何時からなのですか?と聞くと、なんと!12時半からだったというのがわかり、それでお昼寝までにきてほしいと言っていたのかと言う思いを知りました

 きょうはやっと仕事がひと段落したので、お休みをとり、できるだけ早くお迎えに行こうと思います。

 お嫁さんが帰ってくるのが5時半ごろ。簡単な夕飯を作り、一緒に食べると、「女ばかり」であることをすごくうれしそうにするのです。こんな小さな子でも「女子会」の楽しさがわかるみたい。家路につくのはだいぶ遅くなるのですが、それでも週末の楽しい「女子会」のひと時を過ごしてから帰るという今日この頃です。

 大阪は海風が吹くからか、平野だからなのか、盆地の京都とは風もちがい、涼しいと感じました。さあ、今夜遅くからは台風接近の様子。この夏はほんとにたいへんな夏です。