きょうのランチ 27 ~月曜日のお昼~

 
                 大阪梅田の毎日新聞社
 
                     オリオンズ
 
 
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 サラリーマンのおじさまばかり。
 
 このお店で、お昼を食べて、たばこをふかして、サラリーマンのお昼を過ごしている人でけっこう流行っている昔ながらの喫茶室。
 
 月曜日は、1カ月に2回、毎日新聞社ビル内のカルチャー講座「現代文学を楽しく読もう」に参加しています。
 
 講座の先生は、大学時代の恩師。私以外にも、教え子が何人も参加。年はちがうのですが、教え子の同窓会みたい。さまざまな年代の人たちと知り合えることができました。
 
 京都から仕事を午前中で切り上げて、大急ぎで大阪までやってきて、またまた大急ぎでお昼を食べるのですが、このお店は、忙しいサラリーマンがたくさんやってくるお店だけあって、とても早く持ってきてくれます。
 
 また、お弁当を頼むと、あとにコーヒーがつくのですが、食べ終わるや否や、どこで見てくれてたんだろ?というぐらいに早く、お弁当を引き上げてコーヒーを持ってきてくれます。そしてまた、どこで見てくれてたんだろ?というぐらいいい具合にお水のお代わりも入れてくれます。
 
 そのあたりが実にあざやかでスピーディー。
 
 私はここの生姜焼きのお弁当が気に入っていて、毎回頼んでしまいます。
 
 生姜焼きも美味しいのですが、日替わりの煮ものやサラダ、スパゲティーなどが入っていて、おみそ汁、コーヒー付きです。
 
 
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             コーヒーカップは金で飾られたナルミ製
 
 
 
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 「オリオンズ」という名前からして古風で、昔ながらといった感じですが、こういうお店って、けっこう味がおいしいものです。
 
 その上、安価。
 
 時間に追われているサラリーマンや私のような人たちにはとてもありがたいお店だと思います。
 
 このごろ、いろいろなお店をめぐっては思うのですが、カフェで大事なのは、味とお客への目配り、そして、清潔感だなと思います。
 
 新しいお店はセンスの良さが売り物だろうし、古い、昔ながらの老舗のお店は、経験豊かなゆとりあるサービス、そして、昔からずっと伝わる安定した味。
 
 そして、老舗ほど、たばこを楽しめるようになっているお店が多いようです。
 
 たばこの煙は吸わない人にはやはり気にはなりますが、それなりに避けることにして、喫煙者の人もお昼休みぐらいは、という気持ちで入ることになります。
 
 このお店、オムライスなどもとても美味しそうです。
 
 また、プリンを頼むと、自家製のカスタードプディングに、ソフトクリーム、メロンなどの果物などもたっぷり入っていて、450円です。
 
 コーヒーゼリーもとてもたくさんいろいろのっています。
 
 
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 さて、これも月曜日の楽しみのひとつであるランチを大急ぎで食べて、3階へ上がり、きょうは阿部公房の「砂の女」を講読しました。1時間半の講座。大阪まで来てでも、意義のある時間を毎回過ごせます。
 
 講座のあとには、2階の喫茶室で1時間ほど先生と一緒に年のちがう同窓生たちがおしゃべりをするのですが、それもまた楽しみです。きょうは、ミルクティーにシナモンシロップを入れたのを飲みました。とても美味しかったです。ミルクティーにシナモンはやはり合いますね。
 
 毎日新聞社の玄関には、もう早くもクリスマス・ツリーが飾られていました。
 
 
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 2週間先の月曜日は、東北シリーズということで、宮澤賢治の童話、その次は「医学生」という南木佳士の小説、今年最後12月26日が、太宰治の「津軽」です。
 
 宮澤賢治の童話と「津軽」は先生の助手さんの講座になります。彼女は、太宰の研究者です。年末には、「津軽」を旅する気分で読もうと思い、楽しみにしています。
 
 そして、月2回の月曜日の最後の楽しみは、帰りに阪神・阪急のデパートに寄って、美味しいものを買って帰ること。やはり大阪は美味しいものをたくさん売っていますね。
 
 きょうは阪急百貨店の、パンイベントの売り場(毎週あちこちの美味しそうなパン屋さんのパンが週替わりで売られているコーナーです)で、とても美味しそうなフランスパンのお店が出ていたので、大きなパンを3つも買って帰りました。
 
 お金を払うとき、おや?なあんだぁ、京都の北山(北山堀川)のお店だったんだということを知りました。京都の伊勢丹の地下2階にも出ているそうです。とても美味しかったです。
 
 
                 L’AMI DU PAIN
 
 
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