さて、ここはどこでしょう?
ドトールコーヒーはこの喫茶空間で
ゆっくりくつろいで飲めます。
いつもにぎわっています。
真向かいは、飲食禁止ですが、とても立派な
木を使ったテーブルセットがいくつも並んでいます。
ここで、本を読んだりします。
白い壁には、あちこちにたくさんの美術作品
まるで美術館みたい
中に入ってさらに行くと、
吹き抜け天井とエレベーターの見える建物内部が見えてきます。
きょうは曇っていましたが
晴れた日には、お陽さまの光が燦々とふりそそぐ
吹き抜け天井
外に出たところには、大文字山が見えます。
お天気のいい日には、ベンチなどに腰かけて
お弁当を食べている人も見かける
広々とした空間
さて、ここはどこでしょう?
《答え》 聖護院にある 京大病院で~す。
この病院にお世話になって、はや16年。きょうは血液検査の日でした。
昔はかなり古めかしい病院で、ゴキブリもたくさん出る病室でしたが、少しずつ、少しずつ改築、建て替えが進み、今ではこんなリゾートホテル施設みたいな建物になりました。
病院はやっぱりきれいなほうがいいですよね。
第一日赤も、第二日赤も、京大病院も経験しましたが、どこも昔はとても古びた、憂鬱になりそうな病室でしたが、どこもみんなとてもきれいな病院に変わっていってます。
お天気のいい日には、ガラスの天井からお陽さまが射しこんで、とても明るいこの病院は、病院の中でも、わりと気に入っています。
やっぱり暗い暗いところでは気が滅入りますから・・・。
1カ月半に1回の割合で、血液検査と診察に出かけます。来週は診察。
病院に行ったら、もうひとつ、お楽しみが。
血液検査は、空腹の状態で、お昼前に行きますので、終わったあとはランチです。
いつもは、もう少し北に行ったところの、Didiというインド風の美味しいカレーのお店に行くのですが、きょうは残念ながら、お休みの日。
昨日、いつもコメントをくださるのんきなうさぎさんのブログに出ていた、ベジノートという無農薬野菜を使ったお店に行く予定でしたが、・・・。
やっぱり2時までには行けそうになかったので、予定変更。
cafe dining mArk
中をのぞくと、けっこうお客さんが・・・。
かわいらしいメニュー。
アボガドと玉子のサンドウィッチ、スモークサーモンとブルーチーズのサンドウィッチ。
インドネシア風、中華風、タイ風・・・。
悩んだ挙句に、タイ風グリーンカレーを食べてみることにしました。
(でも、私は、何を隠そう、実は、タイのお料理は苦手だったのですが、・・・。ここのグリーンカレーって、どんなふうかなあと好奇心で頼んでしまいました。)
素敵なグラス
まずはサラダ
そして、いよいよ、グリーンカレー
やはり、ちょっと慣れない匂い・・。でも、ふた口ぐらい食べると、気にならなくなりました。
確かにカレーだなあ。辛い。これは、青唐辛子の辛さですね。
おなすに、キュウリ、ミニトマト、玉ねぎ、そして、タイといえば、海老。
わりと食べやすく作ってありました。800円也。
あと+100円で、コーヒーか紅茶がつくそうです。
食器がすてきだったので、紅茶ならどんなカップかしらと好奇心。
確かに素敵なカップでした。
ミルクもとてもかわいく添えられていました。
お店の名刺風のかわいらしいカードをもらってきました。
(裏に住所などあり)
アボガドと玉子のサンドウィッチ、スモークサーモンとブルーチーズのサンドウィッチが気になりながらも、タイ風グリーンカレーへの挑戦でした。
タイは、私の家でホームステイにお招きしたお嬢さんたちのお国です。今回の洪水のことも、とても気になっています。ひとりは今、東京ですが、もうひとりはまだタイの学校に通っています。
タイは、政治の面でも不安定な時期もあったり、大津波の被害にもあった国。彼女たちの故郷なので、とても気になってしまいます。
彼らはとても熱心に勉強していて、頭が下がるぐらいでした。
数年前にうちでホームステイをした女の子は、その後、アメリカの数学の大会で優勝までしています。
私は相変わらずタイのお料理は苦手なのですが、でも、タイという国は、特別に気にしている国です。
早く落ち着いてほしいと願っています。そして、日本人とは比べ物にならないぐらい熱心に勉学に取り組んでいる素朴な優しい彼ら、彼女たちが、早く故郷の人たちのためにも、優秀な、心優しい大人に成長していってほしいとも願っています。
さて、こんなふうなのが、私の1カ月半に1度の検査と通院の過ごし方です。
10数年前に入院した時には、北向きの病室からは、北山のお洒落そうな街の、赤い屋根が見えてました。早くあのお洒落な街に行きたい、行きたいと思って過ごしました。
また、もう20年ぐらい前には、とても落ち込んで個室にこもりがちだった私を、自分の病室に誘ってくれた入院患者さんがおられました。その人の病室に入って、びっくり!そこはまるで、マイ・ルームといった感じでした。
どんな境遇でも、自分の人生をつくり上げる、そんな彼女の生き方に圧倒されながらも、力を授けてもらったこともありました。
入院から遠ざかって、もう12年。この頃では、毎日とても病気持ちとは思えない日々が送れていることを、これからも、感謝、感謝、です。そして、もう入院しなくていいように、生き生き暮らして、からだを中から健康にしていければと思っています。