京都deお買いもの 42 ~アンティークの洋服~

 
 
 三条堀川の「三条会商店街」に、「Purince of Peace」というアンティークのお店が今年の3月にオープン。
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 オーナーが直接フランスやアメリカのアンティークを買い付けに行っているのだそうです。
 
 お店はとても綺麗で、素敵です。
 
 フランスで買ったそうですが、ハンガリー製の、1960年代のもので、とても細かい、美しい、いかにもハンガリーの手刺繍という服があったのですが、サイズがかなり小さくて、頭も入りませんでした。とても残念。ハンガリーに行ってみたくなりました。あれは、かなりの値打ちものです。中学生のほっそりした女の子なら、着られそう。
 
 ハンガリーは、戦災でたいへんな国でしたが、すばらしい文化を目の当たりに感じさせられるような、手刺繍でした。
 
 未練たっぷりでしたが、あきらめて、サイズがあったもので、普段着られそうなものを3枚、買いました。
 
               
                1960年代もの、フランス製
 
 
 
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                1960年代もの、アメリカ製
 
 
 
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そして、これがもっとも傑作
 
1950年代もの、フランス製のペチコート
 
 
 
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  1950年代といえば、私が生まれたころです。そのころのフランスの女性は、こんな木綿レースのペチコートを身につけていたのですね。お洒落。
 
 昨夜はせっせと洗濯し、きれいにしました。といっても、オーナーがちゃんときれいにしてくれているのですが、念のため。
 
 洋服のほうは未使用なのだそうですが、ペチコートは、・・・??(聞いてこなかった)。
 
 でも、真っ白で、ゴムの部分もまったく伸びたりもしていませんし、傷みもありません。まあ、いいか。
 
 スカートとして売られていたのですが、たぶん、ペチコートだったんだろうということでした。スカートとして着てくださいとのことでしたが、ペチコートとして使う方が隠れたお洒落で素敵です!
 
 そのほか、ワンピースとして売られていたものの中には、あれは、どう見ても、「若草物語」に出ていた綿のネグリジェとそっくりというものもありました。襟ぐりが綿レースのとても素敵なネグリジェで、1930年代ものだそうです。麻のちょっとごわごわしたワンピース調のものは、きっと男性の寝間着だったのだろうとのこと。
 
 今ではワンピースやスカートとして着られそうなのですが、実は、フランスの下着や寝間着だったとは。実にお洒落なものでした。
 
 見ているだけで、十分素敵な空間でした。
 
 数年後に向けて、こつこつとヨーロッパ行きの積み立てをしているのですが(ほんとに何年か先のことになりそうで、お医者さま同伴というシルバーコースになりそう・・・)、やっぱりハンガリーに行こう!