石像は王や貴族のお墓の墓守で、お墓に置かれたものだそうです。
剣を持った石人と笏を持った石人がいます。
笏を持った石人は文人。
入口で大きな石像を見て、建物の中へ。
青磁、白磁、家具、仏像などの美術品がたくさん展示されていました。中国のもののように完璧に作られたようなものではなく、かなりいびつなものもあります。でも、どれもみんなとても素朴な温かみがあり、やさしくて品があるのです。
私は特に青磁や白磁を見るのが好きです。6月からは、浅川伯教(のりたか)、巧兄弟の特別展があるようです。朝鮮の古い陶磁をこよなく愛した兄と、朝鮮の民芸と朝鮮の人をこよなく愛した弟の展示会です。楽しみして、また観に行こうと思います。
大阪の中の島の大阪市立東洋陶磁美術館にもたくさんいい陶磁器が展示されています。
帰りは家まで2時間ぐらいかかって、歩いて帰りました。
途中、いろいろなところに寄りました。
京都の紫野あたりは、どことなく広々とした感じで、晩春らしく、お花もたくさん咲いていました。