六道珍皇寺に、朝早くからおしょらいさん(お精霊さん)のお迎えに行きました。
この通りのやり方に倣い、鐘をついて鳴らし、新盆の母と、3年前に亡くなった父、そして、ご先祖さまを迎えました。
鐘撞き堂
子供の頃は、お盆には亡くなった人たちが帰ってきておられるから、虫なども殺してはいけない、とよく言われました。
朝早かったこともあり、お寺は清々しい感じがして、少々体調不良気味でしたが、出かけてよかったです。早朝で最終日ということもあってか、空いていました。
昔は今ほど暑くなかったこともあり、お昼前とかに行くと、ここの鐘はたくさんの人が並んでいて、なかなか大変でした。
コロナの感染拡大で、五条坂の陶器市は今年も中止になり、静かでした。
六波羅蜜寺も人影はなく、静か。
西福寺はコロナで閉まっていました。
お迎えの鐘は、昨年まで、コロナで、新盆か亡くなって三年以内の仏様のみとなっていましたが、今年は六道珍皇寺では、例年通りとなったようです。
弟の車で出かけたので、出かけて帰るまで1時間でしたが、家にこもっているより気持ちのいいひと時が過ごせました。
最終日のお迎えで、亡くなった両親やご先祖さまはこの世にいる時間が少なくなりましたが、大文字焼きの晩まで久しぶりにこの世におられるのでしょう。